失業保険の申し込みをし、待機期間を過ぎて再就職が決まった場合、残りの支給日数によってはお祝い金として再就職手当や常用就職支度手当を受け取るとこができます。

しかし、これらにはいくつかの条件があって、その条件を満たしていないと手当金を受け取ることができなくなってしまうので、どうせもらえるのであれば、しっかりと手当金をもらえるようにしておきましょう。

ここでは、再就職手当や常用就職支度手当の手続き方法や計算方法なども紹介していますので、今から失業保険をもらう人、これから手続きをする人は、読んでおいてくださいね。

再就職手当をもらう条件は?

再就職手当をもらうには以下の条件が必要になってきます。

  1. 指定給付日数が3分の1以上残っている
  2. 再就職先の雇用が1年以上であることが確定している
  3. 過去3年以内に「再就職手当」「常用就職支度手当」を受けていない
  4. 離職前の会社ではないこと

再就職手当を受け取るには、まず指定給付日数が3分の1以上(給付日数が90日の人は45日以上)残っていないといけないんです。

仮に就職日の前日までに、指定給付日数が3分の1以上(給付日数が90日の人は45日以上)残っている人に対しては、給付残日数の50%が支給され、給付日数が3分の2以上ある場合は60%に引き上げられ支給されるようになっています。

しかし、再就職が決まっても、1年以上の雇用が確定していない場合や雇用保険の被保険者になっていない場合には、手当を受け取ることができないんですね

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雇用期間が1年未満までだったり、1年ごとの更新が必要な契約社員の場合は対象外になってしまいます
 所定給付日数   支給残日数
 50%の場合  60%の場合
 90日  30日以上  60日以上
 120日  40日以上  80日以上
 150日  50日以上  100日以上
 180日  60日以上  120日以上
 210日  70日以上  140日以上
 240日  80日以上  160日以上
 270日  90日以上  180日以上
 300日  100日以上  200日以上
 330日  110日以上  220日以上
 360日  120日以上  240日以上
〈計算方法〉
基本手当日額×給付日数の残数×%=再就職手当の額
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再就職手当を算出する時は、基本手当日額の上限があります

60歳未満の人は5.830円

60歳以上65歳未満の人は4.725円になります

 

再就職手当の手続きってどうすれば?

再就職先が決まり、手当金の条件も満たしていれば、あとは再就職手当を受け取る手続きをするだけです。

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再就職手当の申請をする前には、必ず「就職しましたよ」という届出をしてくださいね

再就職手当の申請手続き

  1. 再就職手当支給申請書(就職先の証明が必要になります)
  2. 雇用保険受給資格者証
  3. その他、職安が求める書類(各職安によって変わってきます)

再就職手当の支給日はいつ?

再就職手当は、失業保険のようにすぐに受け取ることができないんです。

手当を確定するには、就職先に在籍確認をしたり、書類を整えたりしなければいけないので、実際に振込まれるまで1ヶ月~2ヶ月ほどかかります。

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でも本当は、そこの会社で「永く働けていけるか」を判断する期間とも言われています

常用就職支度手当の条件

常用就職支度手当とは、45歳以上の人や障害者などの就職困難者を対象とした制度です。

常用就職支度手当を受け取るには以下の条件が必要になるのでご覧下さい。

  1. 支給残日数が3分の1未満であること
  2. 1年以上の雇用が確実なこと
  3. 再就職手当の支給を受けることができないこと

再就職手当とほぼ一緒の条件ではありますが「支給残日数が3分の1未満であること」「再就職手当が受け取れないこと」2つが違いますね。

この制度は、基本的に再就職手当が受け取れない人が対象になってくるので、この2つは重要になってきます。

常用就職支度手当の金額

支給残日数 支給額
90日以上 基本手当日額×36日
45日以上、90日未満 基本日額×残日数×0.4
45日未満 基本手当日額×18日

再就職したらすぐに辞めないこと

再就職手当や常用就職支度手当は、再就職したお祝いとして受け取れる手当金なので、再就職してすぐに辞めると、これらは貰えなくなってしまいます。

ハローワークによっては、就職して1ヶ月以上経たないと、手当の申請ができないというところもありますので、手当金を意識して、無理して就職するとあとで痛い目に合うかもしれません。

あと、今後また失業保険をもらうかもしれませんので、その時のために、できるだけ雇用保険の被保険者期間を空けないようにしておきましょう。

失業保険は、雇用保険の被保険者期間によって支給日数が増えるので、失業状態が1年以上になってしまうと、次回の失業保険支給額がガクっと落ちてしまいます。

なので、再就職したら最低1年は働くようにしましょうね。

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