失業保険は、働いていた時の賃金の約6割が支給され、再就職時の活動資金や生活費などに利用されています。ですが、働いていた時の賃金の6割って結構少ないと思いませんか?

辞めた時の年齢や勤続年数によって多少増えるかもしれませんが、そうでない人にとってはちょっと厳しい環境になりますよね。

でも安心してください。そんな人でも失業保険を増やす方法はあるんです。会社を辞める前に、あることを意識してすれば、失業保険を確実に増やすことができます。

失業保険の基本手当日額を増やす

失業保険の基本手当日額は、働いていた時の賃金日額に、一定の率を乗じて計算されるのはご存知ですよね。ということは、失業保険を増やすには、働いていた時の賃金日額を増やせば、手当日額も自然と増えていくわけです。

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基本手当日額率は年齢や勤続期間などによって変わってきます

自己退職、契約満了、定年退職で離職した人

在籍期間 10年未満 10年以上 20年以上
給付日数 90日 120日 150日

倒産、解雇、一定の条件を満たす雇止め等で離職した人

1年未満 1年以上 5年以上 10年以上 20年以上
30歳未満 90日 90日 120日 180日
30歳以上 180日 210日 240日
35歳以上 240日 270日
45歳以上 180日 240日 270日 330日
60以上 150日 180日 210日 240日

ポイントは退職前の6ヶ月

では、どうやって働いていた時の賃金日額を増やせばいいのか?

賃金日額の計算は「退職前の6ヶ月間に支払われた賃金総額」に対して、180を割ります。つまり、『退職前の6ヶ月間』が失業保険の支給額を増やすカギになっているんですね。

賃金総額にはボーナスなどは含まれませんが、残業代や諸手当などは含まれます。ということは、退職前6ヶ月の間に残業を多くすれば、失業保険の支給額が増えるという訳です。

「失業保険のために半年間残業するなんてバカバカしい」っと思うかもしれませんが、これをするのと、しないとでは、支給額はかなり違ってきます。

失業保険をもらうには、特定の条件がない限り、約3ヶ月の給付制限が付きますので、失業保険をもらう気がある人は、大体「ゆっくり仕事を探したい」っという人ですよね?

だったら、就職活動資金や生活費には余裕があった方がいいですし、その方が心配事も少なくなり、集中して仕事探しができます。

逆に失業保険が減ることもある

失業保険は、退職前の6ヶ月間で増やすことができますが、逆に減る場合もあります。

その減る原因というのが「有給休暇」です。

もし退職までの6ヶ月の間に、有給休暇の残数を消化してしまうと、その間は当然残業はできませんよね。そうすると、賃金日額が減ってしまいます。

会社によっては、基本給を少なく設定してあり、残業代で調整しているところもあります。そういった会社の場合は、有給休暇のせいで、賃金日額が減る可能性があるんです。

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どうせ辞めるからといってサボっていると、あとで損しますよ

特定の人には、支給日数が300日になる

一般的に失業保険の給付日数は90日なのですが、ある条件がある人は300日にまで延長することができます。もし、あなたの健康面に問題があり、就職が困難になりそうな場合は、失業保険を300日延長して、ゆっくりと仕事を探すこともできます。

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