退職後は、健康保険の切替をしないといけませんが、無職時に入れる保険は「国民健康保険」だけではありません。

健康保険には、健康保険(社会保険)と国民健康保険と任意継続健康保険の3つがあり、何かの理由で「保険料を安く済ませたい」「保険給付を使いたい」と思っているなら『任意継続健康保険者』を利用することをおすすめします。

任意継続健康保険とは、在職中に加入していた健康保険を、退職後原則として2年間はそのまま使えるという制度で、保険料が国民健康保険よりも若干安くなったり、手厚い保険給付を受けることができます。

任意継続健康保険者の条件

この制度を利用するには、健康保険(社会保険)の被保険者として2ヶ月以上働いていたことが条件となり、さらに健康保険喪失日から20日以内に「任意継続被保険者資格取得申出書」を提出する必要があります。

自分のチャット画像です。
申出書は、協会けんぽ支部(全国健康保険協会)か年金事務所の窓口に提出してくださいね。都道府県によっては年金事務所でのお預かりができないかもしれませんので、先に協会けんぽ支部に確認を取ってみてくださいね

任意継続の保険料

これまでの健康保険(社会保険)料は、給与をベースとして会社と半分づつで納めてきましたが、任意継続になると標準報酬月額によって保険料は違ってきます。

標準報酬月額とは

標準報酬月額とは、4月、5月、6月の平均月収を等級(30等級まで)として振り分けた月額のことです。

  • 1等級 9万8千円(平均月収0~10万1000円が該当)
  • 2等級 10万4千円(平均月収10万1000円~10万7000円)
  • 3等級 11万円(平均月収10万7000円~11万4000円)
  • (中略)
  • 29等級 59万円(57万5000円~60万5000円)
  • 30等級 62万円(60万5000円~)

これらを基準として、任意継続の保険料が変わってきますが、各都道府県によって計算方法が変わってきますので、保険料の詳細は協会けんぽの保険料額表をご覧ください。

任意継続保険のメリット

国民健康保険の場合は、前年の所得に対して保険料が決まっていくので、前年の給料が高かった人や、前年に高額な退職金を受け取ったために、一時的に年収が増えてしまった人は、保険料が上限額までいくことが多いんです。

なので、保険料や保険給付の面でも任意継続保険者のほうがメリットは大きくなります。

注意点

冒頭でもお話しましたが、任意継続健康保険者になるためには、退職後20日以内に手続きをしないと継続することができません。退職後は色々と忙しくなりますが、任意継続を希望する場合は、いの一番に手続きを行ってください。

納付方法

任意継続被保険者の保険料納付方法は、基本的に「納付書による入金」なのですが、入金を忘れる人が多くいるため、「前納」「口座振替」も準備しています。

よく忘れる人は「前納」「口座振替」にしておきましょう

納付書による入金の場合は、毎月10日までに銀行か郵便局、コンビニエンスストア、社会保険事務所に直接納付することになります。

自分のチャット画像です。
仮に1日でも遅れてしまうと、特別な事情がない限り被保険者の資格がなくなってしまうので気をつけてくださいね。

スポンサードリンク