健康保険には「国民健康保険」「健康保険」(社会保険)の二つがあります。

国民健康保険は、会社に属していない(自営業や退職者)人が加入する保険で、健康保険は会社に勤めている時に加入する健康保険になります。

これらは、一見同じなように思えますが、中身はまったく違った性質を持っており、給付内容も違ってきますので、しっかりと理解して怪我や病気の時に困らないようにしておきましょう。

国民健康保険と社会保険の『違い』と『比較』

保険には「保険給付」「保険料」「自己負担」3つの要素があり、国民健康保険と社会保険ではそれぞれ違った特徴があります。その中で一番違いのある部分が「保険給付」です。

〈保険給付〉

社会保険には「傷病手当金」「出産手当金」といった保険給付があり、もし怪我や病気で働けなくなった場合は1年6ヶ月の間、給与の約6割を支給してくれるんです。出産時にも一定の条件が揃えば、手厚い給付を受けることができますので、かなり助かります。

国民健康保険にも一応2つの手当金があるのですが、「任意給付」といって各市区町村の裁量(財政)によって決められているので、財政難な地域に関しては給付が受けられない可能性があります。

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現時点では、出産分娩時の給付はありません・・・

〈保険料〉

社会保険の場合は、ひと月の給与を一定の枠に当てはめた標準報酬月額の8.2%(介護保険料率を除く)をあなたと会社が半分ずつ負担することになります。

国民健康保険の場合は、前年の所得に基づいて保険料が徴収されるのですが、年間53万円という上限が決められています。

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過去に10倍を超える格差があったので、年間53万円という上限ができたんです

〈自己負担〉

自己負担額は、社会保険、国民健康保険共に一律3割となっています。

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被保険者・被扶養者の年齢によって率は変わってきます

国民健康保険と社会保険の比較表

健康保険 国民健康保険
 

保険給付

負傷疾病 療養給付、入院食事療養費、特定療養費、訪問看護費、移送費、高額療養費、他家族の療養費
傷病手当金 特定療養費
死亡 埋葬料、埋葬費、家族埋葬料 葬祭の給付、葬祭費の給付
 

出産分娩

出産育児一時金
出産手当金 任意給付※お住まい近くの役所に問い合わせ
家族出産育児一時金
保険料 給与の8.2%を会社と半分づつ負担 前年の所得に基づいて計算
自己負担(本人・家族) 通院・入院 3割

健康保険の切り替え方

会社を退職した日(健康保険が失効した日)と再就職した日(社会保険に加入した日)が同じであれば、健康保険の手続きはしなくていいのですが、たとえ1日でも空く場合は、健康保険の切替をしなくてはいけません。

健康保険の切替方法
場所 市区役所・国民健康保険の窓口
期限 離職した日から14日以内
必要な物
  • 退職証明書(離職票や資格喪失連絡票)
  • 身分証明書
  • 印鑑

健康保険には、ほかにも任意継続健康保険者というのがあり、在職中に加入していた健康保険を、退職後そのまま継続して使えることもできます。

詳しくは任意継続健康保険者のメリットをご覧下さい。

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