ビジネスマナーとは、お客様(取引先)に対してのものだけではなく、あなたの『身だしなみ』『社内での人間関係や態度』『仕事の進め方』『組織人としての心が構え』など、すべてに対してのものであり、決して『お客様に失礼のない言動』だけではありません。

日本のサラリーマンは、お客様に対して『礼儀が良い』『もてなしが上手い』『相手への気遣いが凄い』と海外から高い評価を受けているのですが、同じ職場の同僚となると『社内と社外の態度が違う』『社内ではプライベートみたいな口調』『飲み会になると別人になる』など、社内になると、途端に評価が落ちています。

その原因としては、日本人のサラリーマンは『お客様をもてなす姿勢』はあるのですが、『ビジネスマンとしての誇り』が欠けているからなんです。

スーツを着ている間はサラリーマンとゆう演出者

ドラマや舞台に出演している俳優とゆうのは、舞台の上では普段の態度や口調は一切出さず、完璧に役になりきっていますよね?

ビジネスマンも一緒で、スーツとゆう衣装をまとい、職場とゆう舞台に立ち、ビジネスマンとしての役をあなたも演じなければいけません。そうしなければ、ビジネスとゆうストーリーはつまらないものになってしまいます。

スーツを着れば、普段の自分は忘れ、ビジネスマンとしてのプライドを持ち、完璧な役を演じることがビジネスマナーを身に付ける第一歩です。

ビジネスマナーとは具体的にどんなことか?

冒頭にもお話ししましたが、『お客様に失礼のない言動』だけがビジネスマナーではありません。ではビジネスマナーとは具体的にどんなことなのか?ビジネスマナーには大きく分けて5つのマナーがあります。

  • 社会人、組織人としてのマナー
  • 社内の人間関係に対するマナー
  • 仕事に取り組むときのマナー
  • コミニュケーションのマナー
  • お客様に対するマナー

社会人、組織人としての考え方と姿勢

社会人とは、成人して会社に勤めている人が社会人なのではなく、社会的ルールをしっかりと守っている人を社会人と呼びます。

例えば、家のゴミを出す日を守っていたり、近所の方には挨拶したり、交通ルールを守ったりと、私達が普段何気なくしている事は社会的ルールに沿った行動なんです。

ですが、会社とゆう組織の一員となると、また違った組織人のルールがあります。

組織人とゆうのは、その会社のルール(規則)を守る責任があり、会社の方針や目標などといった事もしっかりと守る必要があります。

もしあなたが組織人としてのルールが守れなければ、あなた一人の損害ではなく、会社全体が損害を受けてしまうのです。組織人とゆうのは、『個』ではなく『全』とゆう事をしっかりと理解してください。

会社の規則の中には、「面倒な事だな」「なんの意味があるんだ?」「これって必要ないんじゃないのか?」といったことがあるかもしれませんが、それを守るのが組織人であり、社会人であり、一流のビジネスマンです。

人とゆうのは、それぞれ物事の考え方や感じ方が違うのは当たり前なことであり、そこに摩擦が生じるのはしょうがない事です。

ですが、その摩擦の原因が単なる『自分よがり』、『自分の世界でしか物事を考えられない』、『楽をしたいだけ』だとすると、それはビジネスマンとして失格であり、会社から給料を貰う資格はありません。

組織の一員になったからには、必要のない自我は捨て、会社の目標に全力を注ぐことが最高のビジネスマンです。

職場の人間関係を良くする方法

職場の人間関係で悩む人は多いと思いますが、一度あなたの仕事に対する態度や考え方をここで改めて見直していきましょう。

ではまず、職場で人間関係が上手くいかなくなるのは、どうしてでしょうか?その原因となるのは、ほとんど同僚や上司、会社自体に不満を持っているところからきています。

ですが、組織の一員となった以上は、その組織の規則や社風に合わせるのが組織人であって、『気が合わない』『趣味が合わない』『話をするだけでイラッとくる』など感情を優先させた考え方では、はっきり言ってどこの会社に行こうとも人間関係は上手くいきません。

職場で人間関係を良くするには『仕事をする為に職場へ行っている』『会社に貢献するために職場へ行っている』と割り切った考え方が必要になってきます。

仮に、モラルのない同僚や上司がいたとしても、そうゆう人達とゆうのはいずれ自分の能力の無さに気づき、精神的に追い詰められるようになっていきますので、そういったモラルのない人達の事であなたが悩む必要はありません。

職場での人間関係の距離感とゆうのは、非常に難しい部分ではありますが、『目標を持って仕事に取り組む姿勢』を基本として仕事をこなしていけば、自然と人間関係で悩むことがなくなります。

仕事に取り組む姿勢

職種によっては、一人で仕事をする時間が多い場合もありますが、会社とゆうのはあなた一人だけの力で仕事をしている訳ではありません。

仕事とゆうのは、色々な担当があり、担当同士が連携することによって会社とゆうものは動いており、利益が生まれます。

そんな組織の中で一番重要な部分が『協調性』です。

あなたは『協調性』と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?私のクライアントにも何度か同じような質問をしたことがあるのですが、ほとんどのクライアントが「仕事帰りに飲みにいったりして、仲良くやっている」「雰囲気は悪い方でなない」「みんなプライベートの話や、休暇が合う日は一緒に遊んだりしています」などです。

仕事仲間と飲みに行ったり、プライベートの話をするのは悪いことではないのですが、ビジネスマンとしての協調性とは少し違います。

職場での真の協調性とは『目標に向かって仲間と協力し合う事』です。関係者全員が目標を達成しようと思うと、考え方がそれぞれ違うので、そこには必ず摩擦が生じます。

ですが、新しいことを成し遂げるには、その摩擦を種火として利用しないと、大きな成功には繋がらないのです。

職場でのコミニュケーション

アメリカのある番組が、結婚生活5年の夫婦を対象に、相手の好きな食べ物や、好きな物などを数十組に質問したところ、ぴったりと答えが合った夫婦は3割にも満たなかったとの調査報告がありました。

共に生活をしており、一番身近にいるはずなのに、どうしてこういった結果になってしまったのでしょう。

その理由としては、いつも相手のことを考え、理解しようとする気持ちがなく、自分が思っていることを言葉に出して相手に伝えていなかったり、相手の言葉をしっかりと聞いていないからです。

好きな人との間でもこういった残念な状況が生まれるのですから、職場でのコミニュケーションとゆうのはとても大変な事です。

コミニュケーションとは、意思疎通であり、考えや心で思っていることを言葉で表現し相手に伝えることです。考えや心で思っていることを相手に伝えないと夫婦でさえも、相手の意思とゆうのは理解できません。

ましてや、年齢や性別、経験などが違う職場では、より一層コミニュケーションとゆうのは努力が必要です。

職場でのコミニュケーションは、相手がどんな考えをもっているのか、どんな仕事の進め方をイメージしているのかを、言葉でしっかり伝え、理解しなければなりません。

また相手の長所や短所もしっかりとつかんでおく必要があり、もちろんあなた自身の考えも相手にしっかりと伝える努力も必要になります。

ただ、話かけられるのを待っているようじゃ、後々誰も相手にしてくれない状況になってしまいますので、積極的に自分と相手の意思疎通を築き上げておくことが大切です。

お客様に対するマナー

お客様と聞くと『来店されたお客様』『取引先』『見込み客』『顧客』といったイメージを思い浮かべがちですが、”お客様”とは社外の人すべてが対象になってきます。

ですので、立場がどんなものであろうと、社外の人は”お客様”としてしっかりと対応するのがマナーです。

以前、私がクライアントとの打ち合わせで、その会社のオフィスにお邪魔させてもらった時のお話しなのですが、その時丁度、電気関係の業者さんが作業しており、オフィスは少し混雑していました。

その時、その会社の社員が「邪魔だから速く済ませてよ!遅いんだよ」とゆう声が聞こえ、このことをクライアントに話すと、「いつも遅いんだよあの業者」と言うのです。

あなたはどう思いますか?

たとえこちらから依頼した業者だとしても、社外の人です。そういった外部の相手に対して「邪魔」「遅い」などといった言葉は会社にとってとても損害になる行為だとゆうことはわかりますか?

社員の責任は、会社の責任であり、社員のイメージは会社のイメージです。では、このクライアントの会社とゆうのは、私から見たらどのように感じたでしょうか。言わなくてもわかりますよね。

結果その会社は、社員の態度や姿勢、イメージが原因で仕事が回ってこなくなり倒産してしまいました。『こちらが頼んだから』『ウチとは全く関係ないから』などといった理由で”お客様”扱いしないとゆうことはビジネスマンとしてではなく、人間としても失格です。

まとめ

冒頭でもお話ししましたが、ビジネスマンとゆうのは、舞台に上がる俳優と一緒で、ビジネスマンとゆう役を演じなければなりません。

そうすることで職場でのトラブルがなくなり、人間関係も良くなっていきます。

本当の意味でのビジネスマナーを身に付けるとこで、周囲からの信頼されるようになり、仕事が本当の意味で楽になり、楽しくなります。

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